文字を食べる

読書の備忘録ブログです。

吉野万理子『想い出あずかります』

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装画:くまおり純


 魔法使いが営んでいるのは、想い出を担保にお金を貸してくれる「おもいで質屋」…。
 ファンタジー調の少年少女の成長物語。なんでもないような思い出が、ある時、かけがいのないものになるんだなあ。
 遥斗くんのエピソードはやり切れない気持ちになりました。記憶から消したいような思い出も、成長の糧になるんだなと改めて思う。おもいで質屋、行ってみたいです。

 それにしても短い読書記録だな。自分がわかればいいとはいえ…。



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