装画:くまおり純
魔法使いが営んでいるのは、想い出を担保にお金を貸してくれる「おもいで質屋」…。
ファンタジー調の少年少女の成長物語。なんでもないような思い出が、ある時、かけがいのないものになるんだなあ。
遥斗くんのエピソードはやり切れない気持ちになりました。記憶から消したいような思い出も、成長の糧になるんだなと改めて思う。おもいで質屋、行ってみたいです。
それにしても短い読書記録だな。自分がわかればいいとはいえ…。
★単行本
想い出あずかります/新潮社/吉野万理子
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