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お仕事コミックエッセイ いろいろ

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 仕事を扱ったコミックエッセイの読書記録をまとめました。おまけで関連するかもしれない小説を少しだけ紹介しています。
 コミックエッセイはどの作品も女性主人公です。
 カテゴリーに迷って、コミックということで「7芸術」につっこむことにしました。

お仕事コミックエッセイ

『水族館で働くことになりました』

 水族館飼育員の女性が主人公のコミックエッセイ。絵が親しみやすく、ペンギンやらオットセイやら生き物が可愛い。水族館での仕事を描いた作品といえば、以前『水族館ガール』を読みましたが、こちらも水族館の裏側を知るという点でなかなか楽しめました。この漫画は東京のすみだ水族館の協力でできたということで、そちらへも行ってみたくなりました。スタッフさんから話が聞けるという「ちょっとチャット」気になる。

 水族館の裏側、主にペンギンの飼育的な内容が多めとなってますが、ペンギンの恋模様って複雑なんですね。オス同士もありなのか。驚きです。生き物と付き合う仕事ということで、やはり死の話がでてきますが、なかなか辛いものがありますね。生き物と付き合う仕事は大変です。
 裏話というか、水族館での怪談話が意外と多いということですが、水場だからとかそういう関係なんでしょうか。なんにせよ、宿直はちょっと怖いかも。
 水族館好き、水族館の仕事に興味があるという方は楽しめる漫画だと思います。ふりがなもしっかり付いているので低年齢の方にも良さそうです。

すみだ水族館リンク。行ってみたい。
www.sumida-aquarium.com

★木宮条太郎『水族館ガール』(装画:げみ)

水族館ガール (実業之日本社文庫)

水族館ガール (実業之日本社文庫)


★表紙が素敵なのでジュニア文庫版も(装画:げみ)
水族館ガール (実業之日本社ジュニア文庫)

水族館ガール (実業之日本社ジュニア文庫)

  • 作者:木宮 条太郎
  • 発売日: 2016/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


『日本人ですが、ただいま日本語見習い中です!』

副書名 言葉を愛する辞典編集者の毎日
イラスト:ふじいまさこ

 辞書編集部を舞台としたコミックエッセイ。辞書編集部の仕事というよりは、日本語についての話が中心。言葉の語源だとか、内容にもあるような敬語の使い方とか日本語に関する色んな薀蓄を見ることができます。言葉の変遷とか、誤用の話とかおもしろい。日本語って本当に奥深いんですね。
 辞書関連の話では、単語1つで辞書により説明が違うという話が興味深かった。編集する人、監修する人が違うわけなので、書かれ方が違う点はわかっているんですが、「恋愛」という言葉だけでもあんなに説明が違うとは! 辞書を見比べてみるのも楽しそうです。

★無料版がありました。


★辞書編集の小説といえば、三浦しをんの『舟を編む』。文庫も素敵ですが単行本の装丁が好き。
(リンク先は楽天。中古本)



『美術館で働くということ』

副書名 東京都現代美術館学芸員ひみつ日記

 美術館に行きたくなる本。可愛い絵柄、さらっと読みやすいコミックエッセイ。美術館での仕事がよくわかる内容。美術館で立っているスタッフさんとか、みんな学芸員さんだと思ってたのですが、違うんですね。色んな立場のスタッフさんたちの力で美術館運営は成り立ってるんだなあ。コラムのスタッフごとのあるあるには共感するところもあって、少しくすっとさせられました。
 それにしても、学芸員の仕事が意外と体力勝負で驚きました。美術館の雰囲気そのままな感じを想像してました。展示の企画から何までやることがたくさん! 図録などの文も考えたりするんですね。大変だ…。


『まどか26歳、研修医やってます』

 お医者さんにはよくお世話になるけど、医療界のことは私にとって未知の領域でした。でもそんな医療界、そのはじめの研修医のことがなんとなくわかる本でした。ぼんやりとだけど医療の世界で働きたいなあと思ってる人が読んでみると参考になるのかも。自分がどの科に行くか、というのは研修医期間に考えるものなんですね。研修医になるときには決まってるものだとばかり。それにしても仕事内容がハードです。体力仕事な面もあるもんなあ。いつもお疲れ様ですと頭が下がりますね。
 仕事も日常生活も手を抜かない姿勢がかっこいい。自分も色々見習わなければと思います。

★研修医が主人公のこんな本があります。読みやすいです。応援したくなる。
(装画:石山さやか)

泣くな研修医 (幻冬舎文庫)

泣くな研修医 (幻冬舎文庫)



チロルチョコで働いています』

副書名  お菓子メーカーの舞台裏お見せします

 チロルチョコって、チロルチョコ株式会社という会社が作ってるんですね。知らなかった…。
 作者の念入りな取材による、チロルチョコ「企画室」に配属された社員が主人公のコミックエッセイ。チロルチョコができるまでの流れがこの1冊で大体掴めます。イラストもかわいらしく、読みやすかった。チロルチョコ好きは必見です。
 チロルチョコ1つ考えだされるまでの努力がやっぱりすごいですね。この漫画ではしろくま味ができるまでの過程が描かれてますが、他の味が出来る過程はどうだったんだろうか。お蔵入りになったというチロルチョコの味も気になります。しかし、明太子味なんてものが実際にあるんですね。定番のものから期間限定、地域限定全部合わせるとどれくらいの種類になるんだろう。
 味だけでなくパッケージのこだわりについても書かれていたけど、確かにチロルチョコのパッケージって目を惹くものが多い気がします。昔、包み紙集めてたっけなあ。なんだかまた集めたくなってしまいます。