文字を食べる

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ポリー・ホーヴァート『みんなワッフルにのせて』

訳:代田亜香子

 表紙のイラストがかわいい! ワッフルおいしそう! ということで手にとった本。
 タイトルもかわいいし、ほわほわしたそういう可愛らしい話かと思いきや、両親が海で行方不明になっていたりと主人公の設定は結構悲惨…。周囲との関係もドロドロしているというか複雑なはず…なんですが、プリムローズのキャラクターのおかげか、作風なのか全然そんなふうに感じなかった。指を少々失ったり、大変な怪我を負ったりしてるのに、不思議なことにコメディーでした。ところどころ笑ってしまいました。
 読後は爽やか。ラストの展開はこちらも驚きました。絶望的だったのに健気に信じ続けたプリムローズはすごい!
 おもしろくて、さくっと読めました。章末の料理のレシピが魅力的です。作中の料理おいしそうだったし、作ってみたくなります。防虫剤のにおいのするクッキーはごめんですが…笑 これにもちゃんとレシピがあったことにくすっとしました。