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マイケル・ボンド『くまのパディントン』

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画:ペギー・フォートナム
訳:松岡享子

一度読み始めたらやめられない、おかしなおかしなクマのパディントンのお話の第1冊目。ブラウン夫妻がパディントン駅で見つけた子ぐまが、夫妻にひきとられ縦横無尽に活躍します。
(引用元 https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=80

 表紙のパディントンがかわいい!
 キャラクターは知っていても、話の内容までは知らなかった「くまのパディントン」。どんな内容かなんとなく気になって読んでみました。パディントンの名前の由来はパディントン駅由来だろうとは思っていたけど、彼、ペルーからの移民だったんですね。キャラクターイラストなんかの印象だとのんびりした感じを受けるんですけど、意外と行動的だ!

 クマと一緒に過ごす暮らしはどんななのかと思いつつ読みましたが、ブラウン家は毎日楽しそうですね。その分、苦労もすごそうだけど。食事のベタベタはちょっと、いや、かなり気になりますね。ブラウンさんたちは皆おおらかだなあ。そうじゃなきゃ色々やってけないだろうな。しかし、パディントンかわいい。やることなすこと空回りしてるんだけど、その空回りっぷりがうまく噛み合ってるというか。アホの子かわいい。根は真面目でいい子なものだから、憎めませんね。パディントンの行動には色々くすっとさせられました。おもしろかったです。


 「くまのパディントン」で知られる著者ですが、大人向けのミステリーも書いています。こちらもおもしろいので、1作目の書影を貼っておきます。


★実写映画。案外楽しめた。